何者でもない者の日記

旧タイトルは「法学徒って名乗りたい」。

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 4月上旬からほぼ毎日ジョギングをしている。元来インドアな人間であり、しかも実家ぐらしのため、何も対策をしないと本当に家から一歩も出ない生活を送ってしまいそうで、さすがに健康を害するのではと危惧したからだ。

 もともと運動は苦手な部類である。野球とか縄跳びとか鉄棒とか、なにか技巧チックな競技はできなくはないが、バスケとかサッカーとか陸上とか、体力を使う競技は全くダメだった。マラソンなんて不得意の最たるもので、辛いだけだし本当に嫌いだった。小学校の時毎日真面目に朝マラソンをしていたのに一向に体力が付かなかったのもやる気を削ぐ原因だったかもしれない。

 

 

 それだけ走るのが嫌いだとは言え、体力の無さには昔から危機感を持っていたため、ジョギングを始めたいな〜という思いは心の隅にずっと存在していた。人生一に暇で、どこにも出かけられない今やらなかったら一生やらないだろうなと思い、近所の靴屋で運動靴を買ってきた。

 

 今までの人生で体力があった経験が皆無だったので、どうせ走っても体力なんか付かないだろうなと思っていた。それでも毎日ゴロゴロしてるよりはマシだろうと、そんなに期待しないで走り始めた。

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 これは走った距離と時間の記録である。初期のはうろ覚えなので正確ではないが、確実にペースがアップしているのがお分かりいただけると思う。人間の身体すごい。私の身体も捨てたもんじゃなかった。

 こうしてだんだん向上していくのが目に見えてわかると楽しくなってくる。走るのを楽しいと思うようになるなんて思ってもみなかった。今は5kmを30分で走ることを目標にしている。

 たくさん走れるようになってきた以外にあまり体力が付いたという実感はない。昼寝をする頻度は減ったかもしれない。体重は減らないし見た目もそんなに変わらない。顔はちょっとだけ痩せた。まあ、一日30分走る以外は家にずっとこもっている生活で体型をキープできているということだけで万々歳である。

 

 今は暇だから毎日だいたい決まった時間に時間を取って走ることができるけど、普通の生活に戻った時にどうするかは悩みどころである。夕方だと無理かもしれない。じゃあ朝?しんどそう。今心配しても仕方ないが。早くこの心配が意味を持つようになる時が来てほしい。

 

 5月はどんな一ヶ月になるだろう。就活終わるといいなぁ。6月までには会いたい人に会えるような世界になっていることを期待する。

 

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